


印面が美しく、朱肉の馴染みもきわめて良い、実用性と高級感を兼ね備えた印材です。
ワシントン条約に基づく輸入規制*による希少性も、その価値を高めています。
象牙は、断面の中心に行くほど目がきめ細かく、外側は目が粗くなっています。
それだけに、中心に近いほうが印材としての価値も高く、牙の芯の部分が入った、
いわゆる「芯持ち」は大変高価なものになります。
もともと芯は穴であることから、印鑑として使える「芯持ち」は、
一つの牙からわずかしか取れないとされています。
過酸化水素で白く漂泊し、特上品のように見せかけている象牙の印鑑もありますから、
どの部分を使ったものなのか注意が必要です。
